春季リーグ戦2節 2019.5.26
★5月22日 対札幌学院大学
先攻で迎えた樽商大の攻撃は、2番の加藤(瑠)が四球で出塁すると、3番の中山が二塁打を放ち、一死二三塁と初回からチャンスを作る。続く4番山保が犠牲フライ、5番の奈良がタイムリーヒットを放ち、2点を先制する。二回には、8番奥山がバックスクリーンを超えていく場外ホームランを放つ。三回にも1点を加え4点差とした。守備では、先発の早川(太)が五回まで一人のランナーも出さないパーフェクトピッチングを続ける。六回の先頭打者に死球を与えてしまい、惜しくもパーフェクトピッチングは途絶えたが、この回もヒットを打たせない素晴らしい投球だった。七回表、樽商大は無死から2,3,4番と三連打を放ち、5番奈良のショート強襲、8番田口のタイムリー内野安打などで3点を加え、7点差とした。七回裏、この回0点で抑えればコールドゲームとなる場面で、ノーヒットノーランを続けていた早川(太)だったが、二死とした後、相手に中前安打を浴びてしまう。しかし、後続をしっかりと抑え、七回コールドで、春季リーグ戦第2節の初戦を勝利することができた。
★5月29日 対北海道大学
樽商大先発早川(太)は1回3番藤原を四球で歩かせ続く4番合田に右中間への本塁打を浴び初回から2点を失う。続く2回の北大の攻撃では、7番河原木に中越二塁打を浴び、8番早川の内野安打、9番堀井への四球で無死満塁のピンチを招く。打順は戻って1番の山田に中前適時安打を浴び、二者生還。この回も2点を浴び、4-0と序盤に突き放されるも、その裏の樽商大の攻撃、6番中村の本塁打で1点を返す。しかし、4回の北大の攻撃、先頭の8番早川が右前安打で出塁すると9番堀井の犠打で一死満塁、2番の河合の右前適時打で一点を失ってしまう。だが、ここで諦めない樽商大はこの裏、4番山保が右前適時打、続く奈良も失策で出塁し、6番中村の犠打で一死二三塁、7番加藤(幹)の打席で相手投手蒲生の暴投、右前適時打により二得点。一塁走者加藤(幹)が盗塁、続く打者奥山が中前安打、9番平澤が失策により出塁、一死満塁となり2番加藤(瑠)に代わって、明村が右前安打、続く中山が四球を選び、この回合計5得点で5-6と樽商大が逆転する。この後は樽商大投手早川(太)の粘りのピッチングにより、試合はこのまま進み、5-6で樽商大の勝利となった。二部リーグ優勝に向けて貴重な勝ち星となった。
★5月30日 対国際大学
先攻国際大、後攻樽商大で始まった試合は、初回樽商大の先発高野が先頭打者の増田を打ち取るも、4人の打者に連続安打を浴び、守備のエラーも重なってこの回一挙4失点。さらに3回には4,5番に安打を許し2失点。5回にも5番千葉がヒットで出塁し、6番藤田が送りバント、ランナー二塁で7番新岡の二塁打で1点を返された。
一方、後攻樽商大は国際大の先発矢野目に5回を一安打のみと完璧に抑えこまれ、6回から継投した加賀からも得点できず、0-7の7回コールドで敗北し、4勝3敗となった。
★6月1日 対北海道教育大学岩見沢校
1回の表、樽商大の攻撃は1番佐藤が四球で出塁、続く2番加藤(瑠)も右前安打で出塁し無視一二塁。その後5番奈良の中前適時打などで2点を先制した。3回の裏、岩教大は二死満塁から5番山口の満塁本塁打で追いつき4-4とした。
しかし樽商大は5回に2番加藤(瑠)の左前適時打、6回には9番平澤の左前適時打で2点、7回には連打で3点を入れ、7回終了時点で10-6とした。
また7回から樽商大は吉川から附田へと継投した。附田は9回裏に無死満塁と追い込まれたが失点を1点に抑え、樽商大は10-7で岩教大に勝利した。